病棟では恒例のBBQが開催されました。BBQは、きょうだいが一緒に参加できる病棟イベントのひとつ。朝からテンション、あがります (^^♪
ロビーにて、レンジャーは見た!!
きょうだいさんは、まずロビーに集合します。イベント前の診察が必要だからです。
私、診察をするDrレンジャーとロビーで皆を待っておりますと・・・チーン☆ エレベーターが到着!
「あ、いたぁ〜♪」
「あら 〇〇ちゃん、来てくれてありがとう。きょうだいレンジャーです」
って、あれ? 私を通り越した視線は、以前に会ったことのある きょうだい仲間へ。
「あ、おう!」
「あの子ね、知ってるよ。ふふふぅ。ねぇねぇ、あのさ・・・」
ぽかんとする私。
レンジャーの存在を全く無視した、ロビーで交わされる会話に声も出ません。
そう、嬉しすぎて!! 感動して、もうキュンキュンしちゃいます (*´ ∇ `*)〜♥♥
きょうだい同士が その再会を喜び合う姿や、当たり前のように、ロビーにきょうだいの居場所があることを実感し、胸がいっぱいになりました。
その後も、柱の陰からウムウムと、きょうだいを見守るだけのレンジャーなのでした。
わたくし、思わず涙…(イメージ画像) |
残念な時もあります。でも、何とかします。
イベントは楽しみなものですが、おうちの都合や体調などで、参加できないこともあります。でも、病院を目の前にして参加できないとしたら・・・その無念たるや、想像以上でしょう。
今回、そんな残念なことがありました。あるきょうだいさんの風邪が治りきっていなかったのです。
お熱はなく、症状も落ち着いてきた頃でした。ご両親も迷われていたのだと思います。迷って、迷って・・・病院に連れてきた途端、機嫌が悪くなってしまいました。診察後、ご両親とも相談し、帰宅することになりました(涙)
一方、本人はそう簡単に切り替えられません。病棟の扉の前で、座りこんでしまいました。
何を言っても、納得できません(イメージ画像) |
「行きたかったよね」「お庭でちょっとだけ遊ぼうか?」などなど声をかけるも、 うなだれて首を振るばかり。あれこれ提案し「じゃあ・・・ガチャガチャしようか?」と尋ねると「あ、うん!!」
あぁ、よかった♥
ガチャガチャを持参する頃には、笑顔で待っていてくれました。お土産をひとつもらって「ばいばい、またね」ができました。
〇〇ちゃん、今日は来てくれてありがとう。今度いっぱい、遊ぼうね。
またきてねぇ〜、待っているわよぉ〜(心の声。イメージです) |
ロビーで繰り広げられる、きょうだい模様。
柱の陰で見守りながら、彼らにとって、少しでも「いい場所」になれるよう、これからも頑張ります。
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